2025/02/17 (MON)プレスリリース

生物多様性の未来を考える
「ネイチャーポジティブな社会に向けて」
オンライン講座3/14(金)より開講!

キーワード:社会?地域連携

OBJECTIVE.

立教大学(東京都豊島区、総長 西原 廉太)は、オンライン動画学習サービス「gacco?(ガッコ)」にて、生物多様性の重要性とその保全に向けた最新の取り組みを学ぶことができる講座「ネイチャーポジティブな社会に向けて」を、2025年3月14日(金)より開講いたします。

講座内容

気候変動や森林破壊、都市開発の進行により、生物多様性が急速に失われています。その影響は、単に自然環境の問題にとどまらず、私たちの暮らしや経済にも深刻な影響を及ぼし、未来の世代にも大きなリスクをもたらします。

こうした状況の中で、今、世界的に注目されているのが「ネイチャーポジティブ」という新しいビジョンです。これは、生態系の回復と持続可能な利用を目指し、人と自然が共生する社会の構築を促す考え方です。本講座では、まず「生物多様性とは何か?」を明らかにし、その重要性やメカニズムを分かりやすく解説します。さらに、最新の調査データを用いて生物多様性の現状を客観的に把握し、損失の原因やその影響について掘り下げていきます。また、国際的な保全活動や「ネイチャーポジティブ」実現に向けた最新の取り組みを紹介し、生物多様性を守るための具体的な戦略を学びます。最終的に、私たち一人ひとりが日常生活でどのように生物多様性の保全に貢献できるかについても考察します。

本講座を通じて、生物多様性と人間社会の関係を総合的に理解し、「ネイチャーポジティブ」な未来を創るための実践的な視点を提供します。

講座概要

  • 【講座名】 ネイチャーポジティブな社会に向けて
  • 【講座公開期間】 2025年3月14日(金)15:00~5月23日(金)23:59まで
  • 【受講者募集期間】 2025年2月14日(金)15:00~5月16日(金)23:59まで
  • 【受講費】無料
  • 【受講申込先】 受講方法?受講申込などは、以下の「講座ページ」をご覧ください。
    ※「gaccoの会員登録」がお済みでない方は、以下より会員登録をお願いします。会員登録も無料です。

内容

第1週:生物多様性とは何か?
  • 奇跡の星「地球」の成り立ちと絶滅の歴史
  • 生物多様性の定義
  • なぜ生物多様性を守らなければいけないのか?
  • Biomimicry
  • 自然に対する価値観
第2週:生物多様性の現状とその原因
  • データから見る世界の現状
  • 生物多様性危機の要因(1)
  • 生物多様性危機の要因(2)
  • 生物多様性危機の要因(3)
  • データから見る日本の現状(1)
  • データから見る日本の現状(2)
第3週:解決に向けた様々な取り組み
  • 成長の限界
  • 国際的な取り組み(1)
  • 国際的な取り組み(2)
  • 国際的な取り組み(3)
  • 国際的な取り組み(4)
  • 国際的な取り組み(5)
第4週:私たちにできること
  • 環境問題のためにできること4つ
  • 主権者活動と私たちの意識
  • 私たちの価値観や意識の重要性
  • スウェーデン視察報告(1)
  • スウェーデン視察報告(2)
  • まずは体験を

講師紹介

奇二 正彦(きじ まさひこ)
立教大学スポーツウエルネス学部准教授


大学卒業後、ニュージーランドのアートスクール、自然学校スタッフ、動物写真家の助手、環境コンサル等を経て、現職。専門は環境教育?野外教育。

立教大学スポーツウエルネス学部について

立教大学スポーツウエルネス学部は、多様な健康観である「ウエルネス」を総合的に探究し、すべての人が豊かな人生を送ることができる「ウエルネス社会」の実現を目指しています。幸福で充実した人生には、心と身体の健康だけでなく、生活の質の向上や生きがいの追求が欠かせません。本学部では、スポーツ科学の視点に加え、医科学、生理?心理学、人文?社会学など多角的なアプローチを取り入れ、スポーツ?健康?福祉を包括的に学びます。

本学部は、前身である立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科の知見と実績を基盤に、教育内容を発展?充実させてきました。2025年には新座キャンパスに本学部の学びの拠点となる新棟が完成し、より充実した学習?研究環境が整いました。最新設備を活用し、すべての人のウエルネス向上とウエルネス社会の構築に寄与する高度な知見と能力、豊かな人間性を有する人材の育成に取り組んでいます。

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。